分類(農学部)
授業科目:国際農業論 |
いとうしょういち 担当教官:伊 東 正 一 (鳥取大学農学部助教授) |
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英語名:International Agriculture and Marketing |
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単位数:2単位 |
対象学年:3年次 |
実施期間:前期 集中講義 |
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授業のねらい: 世界的な観点から食料需給をとりまく現状について学習する。特に、近年における世界の食料の需要と供給の実態を把握し、さらに主な国々における食料供給と政策について学ぶ。また、基礎的な経済学の理論を取り入れた解析の方法を学ぶ。この講義では英語の資料を多く取り入れてそれを読解し、受講生の海外のデータを理解する能力も養う。 一方的に聞く講義ではなく、学生の意見や質問、話題提供を重視した講義形式をとる。将来、国際協力や国際ビジネスに関係する仕事に携わりたい学生には重要な講義となろう。 |
授業計画: 1.世界における食料データのいろいろ(国連、IMF、米国農務省、EC、大学などのホームページや出版物) 2.近年における世界の食料需給(生産量、消費量、期末在庫、貿易量、国際価格...) 3.国際農産物価格の動きにみる過去40年の特徴(コムギ、コメ、コーンの事例) 4.世界各国における食料生産と問題点(発展国及び途上国) 5.日本及び他の発展国の国際協力(政府機関、民間団体、ODAなど) 6.発展途上国への国際協力は発展国にとってプラスか?(アメリカの実情を説明したうえで討論) 7.国際社会における日本の役割 8.その他 |
文献・教材: 伊東正一:「世界の穀物統計」全国食料振興会叢書No. 49、2001年発刊。 スライド、ビデオ、その他、海外の資料や文献(英文)及び国内の新聞等を配付する。 |
備考:担当教官からのアドバイス 講義中における受講生相互の議論や質問は大歓迎。成績評価の一部にもするので積極的に参加すること。楽しくやろう! |